ボールの投法
ボールの投法はいろいろあります。しかし投げ方を覚えればビュットに近づくというものではありません。自分のクセや腕力を理解して自分の中に落とし込んでいきます。テラン(地面)の状態も一投ごとによく確認することです。ボールをコントロールするのは、いかに失投を少なくするかということです。
ポワンテの3つの投法
ビュットにボールを近づける投法をポワンテと言います。ポワンテの投げ方には3つの投法があります。
ルーレット:サークル付近から地面を転がす投法です。投げる強さに気を付けましょう。手首をしっかり返してバックスピンを掛けないとボールの勢いは止まりません。
ドゥミポルテ:サークルとビュットの中間あたりに落として寄せる投法です。ボールを落とす位置を常に意識して距離感を掴む練習が必要です。
ポルテ:ビュットの近くに落として寄せる投法です。上に向かって山なりに投げます。ボールの移動距離を短くして地面(テラン)からの影響を受けにくくします。
それぞれの投げ方は試合状況やテラン状態で使い分けます。
自分の投げ方ではどのくらいの距離が出るのか?
投げるたびに距離が違うのはビュットに意識が向いているためです。
ビュットまでの距離の中で、自分はどんな投げ方をしてどの位置にボールを落としたかを意識してみましょう。
ティールの3つの投法
相手ボールにぶつける投法をティールと言います。ティールの投げ方にも3つの投法があります。
ラッフル:サークル付近から地面を転がして当てる投法です。自分のボールと相手ボールとの直線上に落として押し出すイメージです。
ドゥヴァン:当てるボールの20~30cm手前に落として当てる投法です。地面の硬さによってはボールがバウンドしてしまい、狙ったボールを飛び越えてしまう場合があります。
オフェール:狙ったボールにダイレクトに当てる投法です。当たった瞬間に入れ替わりで自分のボールが残ることをカロと言います。ティールの醍醐味ですね。
ティールはペタンクでも華やかで目立ちますが、外せば無駄球にもなってしまいます。相手の絶妙な寄せ球を弾き飛ばす爽快感は見ているほうもゾクゾクします。
ティールで意識することは狙い球に当てようとするよりも置きにいくイメージです。
頭では理解したものの、いざやってみると思うようにいかないもどかしさ、1回成功しても2回目に上手くいくとは限りません。
ペタンクの魅力は、思うようにいかないボールをいかにコントロールして自分のモノにしていくかに尽きます。
また平らに見えるテランでも、ちょっとした起伏で大きく変化します。いかなる状況にも対応しやすくなるためには、ポルテやオフェールをマスターしておくことも必要です。
こんなことを繰り返していくうちに、あなたもペタンクの魔力にハマってしまうのです。
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