ルール
ペタンクのやり方動画(画面クリック)
目次
・基本ルール
・ゲームの進行
・ボール計測時の注意点
・よくある反則
・得点の数え方
・ スコアカードのつけ方
基本ルールは簡単
1、
対戦形式を決める
テットアテット(シングルス戦)
➡ 1人対1人 (各自3球ずつ所持)
デュブレット(ダブルス戦)
➡ 2人対2人 (各自3球ずつ所持)
トリプレット(トリプルス戦)
➡ 3人対3人 (各自2球ずつ所持)
2、
先攻後攻をジャンケンで決める
3、
先攻チームがサークルを書いてビュットを投げて1投目を投球。続いて後攻チームが投球を行う。
3投目からはビュットから遠いチームが近づくまで投げる。両チームが全球を投げ終わったら1メーヌが終了。これを13点(11点)先取するまで続ける。
※自分の球は自分で投げなければなりません。
地方大会等では11点先取で決着する場合が多いです。(大会ルールに従います)
ゲームの進行
先攻チームはサークル(35cm~50cm)を描きます。市販サークルを使用する場合は、サークルの周りをなぞりマーキングをしてください。サークルの中からビュットを投げます。ビュットにもマーキングをします。ビュットが有効範囲(サークルからの距離が6m以上10m以下)に収まった場合に第1投目のブールを投げる。
投げたビュットが有効範囲外だった場合は、相手チームが有効範囲の好きな場所に置き直すことが出来ます。
マーキングの仕方は下図の通り
続いて後攻チームが投球を行い、先攻チームのボール(第1投目)よりもビュットに近くなるまでボールを投げ続けます。
後攻のボールが先行のブールよりもビュットに近づいた時、投げ手は先攻に変わります。(互いの持ちボールがなくなるまで、これを繰り返します。)
片方のチームが持ちボールの全てを投げ切った場合、もう一方のチームにボールが残っていれば、残りを全て投げます。
ボールをボールにぶつけて動かすことも可能です。
また、ボールでビュットを動かしても構いません。
ビュットがサークルから3m以内もしくは20m以上離れて無効範囲へ移動してしまった場合
両チーム持ち球が残っている ➡ 試合は無効(ビュット権そのままで再試合)
両チーム持ち球が残ってない ➡ 試合は無効(ビュット権そのままで再試合)
片方チームのみ持ち球が残っている ➡ 残り玉の数が得点になる
両チームが持ち球を全て投げ終えた時点でメーヌが終了します。
このメーヌを繰り返し、どちらかが13点(もしくは11点)に到達した時点で1試合終了。
ボールの計測時の注意点
相互審判制(競技者が互いに計測を行う場合)では、投球したチームが計測します。
計測時には必ずビュットとボールにマーキングをします。
いかなる状況であっても審判以外はボールに触れることは出来ません。
スケールや折尺の先端が触れてもイケません。
(触れたボールはその時点では遠いと見なされます。試合中であれば次の投球後に再度測り直し実測値で判断しますが、両者投了後の場合は遠いと見なされたままです。)
※普段はここまで厳しくしなくても構いませんが、公式試合では上記のルールが適用されます。
公認審判員の計測時には審判員から2m以上離れなくてはなりません。
公認審判員の判断には反論できません。
よくある反則
投球時にボールが着地する前に片足が地面から完全に離れる。またはサークルから出てしまう。かかとが上がることは問題なし。(イエローカード)
サークルを踏んだ状態で投球する。(イエローカード)
投球前に1カ所だけ前の人が投げたドネ(ボールの着地跡)を足で軽く整地することが出来ますが、2カ所(2回)をならす。(イエローカード)
全ての投球が終わる前にポータブルサークルを持ち上げた場合、持ち上げた人のチームに残り球があっても投げることは出来ません。(その時点で持ち上げたチームはそのメーヌ終了)
前の投球後から次の投球を終えるまで1分を超えてはならない。(チームの全員がイエローカード)
得点の数え方
得点は全ての両チームの全ての投球が終えた時点で、ビュットに一番近いボールを投げたチームに与えられます。その際、相手チームのビュットに一番近いボールより内側に入ったボールは全て得点として加算されます。
上の図ではビュットに一番近いボールはオレンジ(Bチーム)です。ブルー(Aチーム)のビュットに一番近いボールの内側にオレンジのボールが2個あるので、2点となります。
スコアカードのつけ方
スコアカードには得点がはじめから記載されています。その得点に到達したのは何メーヌ目かを書いていくだけです。
よくある質問
サインは右左どちらに書くのでしょうか?
結果に異論無しという意味合いですから、両者のサインがあればどちらに書いても構いません。
記載後のスコアカードはどうする?
主催者の指示に従います。特に指示が無ければ勝者がカードのみ本部席へ持っていきましょう。