これから始める趣味としてのペタンク

生活スタイルが変わりつつある中、ウチで過ごす機会も格段に増えています。PCやスマホを使ったリモートが定着してきていますので、YouTubeなど画面を通したエクササイズなども適度な運動として取り入れる人も多いようです。ペタンクは、部屋の中ではさすがに出来ないものの、公園や近くの空き地などで気軽にさくっと出来るんです。ボールとビュットさえ用意してしまえば、いつでもどこでも誰とでも気軽に始めるには最適なスポーツではないでしょうか。

準備がいらない手軽さが売りのペタンク

ペタンクは他のスポーツと違ってコートや設備が全く必要ありません。キャッチボールやリフティングをする感覚で小さな空き地でもすぐに試合を始められます。日本ではまだまだマイナーでペタンクという名前も全く浸透していませんが、発祥の地フランスでは子どものころから触れる機会の多い超人気スポーツで、プロ選手も多く輩出しているんです。

こちらはフランスのディランロッシ選手ですが、イケメントッププロとして活躍しています。10m前後離れた球にダイレクトにティールする姿はペタンク女子のハートを鷲づかみにしています。さながらプロヴァンスのレオ・ルグランとでも言っておきましょうか。

若くてイケメンでテクニックもすごい。今、日本でも密かに学生の間で広まりつつあるペタンクサークルですが、きっとその中からも三拍子揃ったブーリストが出てくるに違いありません。

世代を超えてプレーできるのは最大の魅力の一つ

ここで忘れちゃいけないのが、フランスでは小さい子どもからお父さんのお父さんまでプレーしているということ。三世代に亘って無理せずに楽しめるのがペタンクの魅力です。通常のスポーツであれば筋力や体力が必要です。もともとリウマチで動けなくなった選手のために改良されて誕生した経緯をもつペタンクは、ボールを転がすことさえ出来れば可能なスポーツという何ともハードルが低いことでも有名です。そして孫とおばあちゃんが一緒に遊べるのも嬉しいじゃありませんか。いつものおばあちゃんは公園の遊具で遊ぶ孫を心配そうに見守るだけです。滑り台を一緒にスベったりジャングルジムにのぼることも出来ません。お父さんも子どもの遊びに付き合うのはちょっと疲れることもありますね。

ペタンクはみんなが一緒に遊べるスポーツです。はじめはボールを寄せ合うことから始めて、そのうち得点の加算手段を考えだします。また投げ方を覚えるとそれぞれが技術的に磨きを掛けます。みんなで共通のスポーツをしながら頭を使って相手とのせめぎ合いを学んでいきます。そう、孫の相手とか家族サービスという概念が無くなり自分の趣味の時間に変わるんです。れっきとしたスポーツですから対戦が楽しいのです。大勢でやるともっと楽しくなります。ご近所の家族を誘えばさらに輪が広がりペタンクはあなたの趣味を超えてライフスタイルに組み込まれていくはずです。

趣味でもスポーツとしても変化するペタンク

本場フランスでは昼間通りでペタンクの光景をよく見かけます。(行ったことはありませんが)その時周りの人たちはお酒を呑みながら楽しく観戦しているようです。またペタンクバーというお酒を呑みながらペタンクが出来るバーが存在します。日本ではお酒を呑みながらのスポーツというとマナー違反にも捉えられがちですが、激しく動くことの無いペタンクでは適度なアルコールと心地よい日差しはベストマッチと言えなくもありません。缶ビール片手に遊べるならそんな楽しい趣味は大歓迎ですね。もちろん試合会場ではアルコールは禁止ですよ。

このようにフランスで生まれたニュースポーツのペタンクは、新しい価値とともに今までにない楽しみ方を我々にもたらしてくれます。これからオリンピックなどの正式競技へと発展途上段階ですから、まだまだ競技人口が少ない中で代表選手になるチャンスは大ありです。

go to eatやgo to travelを一通り楽しんだら、go to petanqueゴートゥペタンク!

もともと適度な距離を保ちながら行うペタンクは、コロナ禍の競技としては心配指数は低いです。
それでもマスクや手洗いはちゃんとやりましょう。

これからの人生に色どりを添えるペタンクは、あなたにとって無くてはならない存在になるはずです。

ペタンクを体験するのにお金や道具は必要ありません。
わざわざ体験してみるのも煩わしいという方はYouTubeで見てみて下さい。
でも実際にやると百倍楽しいですよ。

いろいろ書いてたらペタンクしたくなっちゃったよ。
練習してこようっと!

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